バクーンプロダクツのDAC-2000です。オリジナルはPCM1704ですが1704Kに換装してあります。またお気楽オーディオの藤原さんのジッタクリーナも搭載しています。写真ではわかりにくいですがSATRI-IC-SP搭載。V5.1のICは当時高価だったテフロン基板バージョンです。SATRI-IC以降のリレーや電流増幅段、電圧バッファ、DCサーボ等は撤去し、SATRI-ICの出力を直接端子に導いています。そのため電圧出力しません。電流出力のみに改造してあります。したがって接続する相手は電流入力を装備したSATRIアンプに限られます。余計なものがない分、音はよいと思います。 DCが出る可能性があるのでDCパワーアンプを直接つなぐのは危険です。DCサーボを搭載するか、または内部がコンデンサ結合のアンプを接続してください。とはいえ電流出力のみですので相手はSATRIアンプくらいしかないのですが、SATRIアンプにDCアンプはなかったと思いますので実際の使用上問題ないと思います。電圧出力端子はダミーです。電圧出力と電流出力を切り替えるスイッチはジッタクリーナのPLLバンド幅の切り替えに再利用しています。正面から見て左200Hz、真ん中100Hz、右が400Hzです。通常真ん中(100Hz)で使用しますが、ロックしない場合は（音が出ない、音が途切れるときは）200Hzまたは400Hzに切り替えて電源を入れなおしてください。デジタル周りのレギュレータは高性能なもの（たぶんTPS7A47）に取り換えてあります。入力は2つともS/PDIF（光入力）に改造してあります。