こちらは戦前に出された中村書店の戦前漫画、「怪光島の秘密 探偵活劇漫画」（昭和12年発行）です。作者は同サイズの本を当時多く描いていた石田英助先生の可能性あり。中村漫画で描いていた人の誰かです。


表紙にやや軽い傷みはありますが、落丁はなく、中は綺麗な方です。


伯爵の家の怪人象の宝石が盗まれ、大騒ぎ。悪の一味、トンカツ団のしわざ。主人公、無敵春雄はそれでも取り戻しに向かう。名探偵・ガニ丸を味方につけ、飛行機で。怪光線の洗礼を受け、退散。いつの間にか探偵も消えていた。


トンカツ団のアジトに乗り込み、宝石を回収、流線列車に乗ると、なんとキングコング参上。列車での苦難は続く。逃げた男は謎の秘密結社・ギャング団一味だった。命の危険にさらされる中、果たして。展開が目まぐるしい冒険ものです。


お楽しみいただければ、と思います。お大事にしていただければ幸いです。


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